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2010年 03月 23日
パリにたった5日間行っていただけで
南仏には春がやってきていました。 でもあれよね、 10日前まで雪が降っていたのに 今は最高気温が20度なんて。 リュベロンの谷では、アーモンドの花が満開で 冬のあいだ、はだかんぼだった木々も 新芽が出る直前の、なんともふんわりした空気につつまれています。 冬のあいだは、本当にそっけない モノクロな景色だっただけに たくさんの花が咲いて においだって、ふんわりして そのうえ、おいしい果物たくさんの春って 魔法みたいよね。 それで、パリに行ってきた話。 天気予報によると、あまりかんばしくない空模様だったのに いざパリに着くと、あたたかいわ、青空だわで うれしいサプライズ。 でも実は私、晴れ女だったりもします 私はパリは5度目なのだけれど うちのフランス人は、なんと初めて! パリの話をすると、顔をしかめて 「パリなんてたいしたことないよ、人が多くて 犬の落し物が多くて、その上みんな気取ってる」 と言い続けていたのだけど 今回は、私たちの共通の友達に会いに行くという 大きな目的があったので いやいやながら(でも今にしておもえばけっこうわくわく?) ついてきたの。 パリが始めての彼は、もちろんTGV(新幹線)もはじめて。 どんな田舎ものやねん!って思うけれど フランスって車社会なのよねー。 ちなみにフランス人に聞き込み調査したところ 最後に電車に乗ったのは Aixからマルセイユまでのローカル線で かれこれ15年前。 ちなみにバスに乗ったのは コレージュ(中学校)のスクールバスが最後・・・ってあなた! あまり環境貢献型ではないわね。 そんなフランス人、TGVに乗り込むと なんでもない振りをしつつ けっこうなはしゃぎぶり。 なんだか10歳の子供と旅行しているみたいでした パリに到着すると、ひさびさの友達とあつい抱擁をかわし いったん荷物を彼のアパルトマンにおきにいって パリ初心者のうちのフランス人のために パリ早わかりツアーを開催。 っていっても、エッフェル塔に裏側から行ってみたり (フランス人はエッフェル塔のことをあんなに小ばかにしていたのに 本物を見たとたん、けっこう興奮してました。鉄好きなの。) ピラミッドを夜にみたい私のために ルーブルに行ってみたり (夜のルーブル、おすすめです! 人はいないし、しずかだし、ピラミッドは幻想的だし!) セーヌ川沿いを散策してみたり、 ひととおり観光したあとは おなかがすいてしょうがなかったので 和食を食べに行きました 南仏にいると、なんちゃってスシしか存在しないので 日本人が経営していて店員さんも日本人とか まるでまほうにかかったみたいで あまりのサービスのよさに、冗談抜きで感動しました。 なす好きのフランス人は、迷うことなくなすの田楽を注文。 納豆に飢えていた私は、マグロと納豆のひきわりという とっても居酒屋メニューを。 値段が日本で食べるそれと比べて 倍くらいすることを除けば ひじょうにおいしゅうございました 次の日は、やっぱり観光定番 モンマルトルの丘へ。 本日も、たいへんよいお天気で 丘を登ると、汗ばむくらい。 ひととおり散策して(フランス人にも大変好評。) 気になっていたレストランへ。 ツタの絡まる外観もさることながら お店の中もとーってもいい感じ。 お客さんたちも、お店のムッシューもなごやかで 一瞬にしてお気に入りになってしまったの! しかも! お昼のメニューは アントレ+メインかメイン+デザートで14ユーロ。 そのうえ、アントレ、メインは それぞれ4種類のなかから選ぶという自由ぶり。 アントレに、私はポーチドエッグのサラダ(ボリュウムたっぷり!) フランス人はポークのテリーヌ、友達はサーディーンのパテ。 おいしすぎて、どうしようかとおもいました。 メインにはこんなにおおきいサーモンのタリアテッレや フランス人は1.5cm以上あるステーキ。 いわく、焼き加減も厚みもすべてがパーフェ(完璧)!だそうで 14ユーロでこんなにおいしいランチをだしてくれるなんて ここへくるだけにでも、パリに来る価値があるね、 と口々にほめたたえました。 本当に、おいしかったです。 デザートが入らないくらいのボリュウムでしたし! それにしても、食べ物がおいしいと こんなに幸せになってしまうのね。 ちなみにこのお店の看板むすめはこちら 彼女、ふつうにテーブルのうしろに こうしているのだけれど、動かないの。 で、はじめはよくできた置物かしら?とも思ったのだけれど ふと目が合ってしまってね、 あら、あなたほんもの。みたいな。 ひじょうにかわいかったです。 食事もおいしく、ねこ好きにはもうたまらない感じ。 その後はパリ中心、シテ島、サン・ルイ島をぶらぶらして つかれたので、カフェに入ってお茶 (フランス人はポルト酒、友達はヴァンショーだったけれど)をしていると 空があまりにあおくなってびっくり。 昼と夜のちょうどさかいめ。 そのほかには活字中毒患者の私のために Book-offパリ支店に行ったり (店内のすべての書物が日本語って こんなにこころ穏やかなものなのね) 日本食材店、その名も京子に行って 納豆やサトイモの冷凍したのやを買って ひとりにやにやしたり ラーメンが食べたいから、サッポロラーメンにいって ふつうに日本語で注文したら まったくつうじなかったり(店員さんは中国の方がほとんどでした) でもラーメンや野菜炒めは、本当においしくて パリ、万歳!とおもったり なかなか充実した5日間でした。 あ、スターバックスにも行ったの! フランスではパリにしか存在しません。 カフェも素敵だけれど 私にとってスターバックスは、避難所みたいなもので どの街に行っても、いつも同じようにそこにある 仕事の出張で遠い街に行っても スターバックスとミスタードーナツさえあれば 我が家みたいな感じがしたもの。 パリのスターバックスも例にもれず 仕事をして毎日忙しかったときのことを ふんわりおもいだしたりしました。 また、近いうちにいきたいなと しみじみおもったパリ旅行。 なにも特別なことをしなくても しあわせなきぶんになる街なのね! 最後に今日も応援クリックよろしくね! ↓ ↓ ↓
by miaousagi
| 2010-03-23 00:41
| 旅行
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