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2010年 07月 16日
たいへんあつい南仏プロヴァンスから、こんにちは。
日中屋外にに5分でもいようものなら とけてしまいそうです。 洗濯物は干している最中から乾いていくし 黒ねこのジジは、くろいってだけで たいへんつらい思いをしているようです。 唯一、湿気のないことがすくいで ということは、日陰にいると意外と快適なの。 湿気のない国らしく クーラー設置率も、とても低いです。 それでも、街の中のお店はついていることもあるけれど 一般家庭でクーラー付きのおうちに住んでいる人を 私はまだひとりも知らないもの。 それどころか、車だってクーラーなしのひとの多いこと!! もちろん我が家の車たちも例に漏れず 真夏は高速道路だって、窓全開で走るんだから! そのせいか、南仏にはオープンカーがたくさんある気が・・・ あれはかっこいいから、ではなく 必要に迫られて、なのかも。 それから人々の露出度が高いのも みせたいから、というより 物理的にあつすぎるからなのかもしれない・・・。 それになによりこんがりと焼けることを ステータスとする人々だもの 布切れで隠す部分は、より少なくしないとね! 日中がありえないあつさなので 日中はひたすら屋内で(あるいはプールに浮かんで)すごし 少しすごしやすくなる夜8時くらいからが みんなの活動時間。 レストランが人でいっぱいになるのは 9時を過ぎてからだし おうちご飯だって、22時頃までテーブルに着かないこともしょっちゅう。 夏場にはライブ、コンサートのたぐいもたくさんあるのだけれど どれをとっても始まる時間がおそい!! そんななか、うちのフランス人のお兄さんが ピアノのコンサートをするというので それは楽しみ、と出かけてきました。 義兄は作曲家、ピアニストであり 小学校の音楽の先生でもあります。 コンサートがあったのはエクス・アン・プロヴァンスにある ある彫刻家のご自宅兼アトリエ。 エクスにきたことのある人は ロトンドという一番大きな噴水の前にある セザンヌの彫刻を見たことがあるかも。 その彫刻も彼の作品なの。 ご自宅は邸宅というのにふさわしい 純プロヴァンス風バスティード。 お庭もとっても広くって まるで美術館のように、彼の作品が展示してあってなんだかすてき! 会場となったのは邸宅前の広場。 古代劇場のように半円形に階段状の客席が石でつくってあって 中心には噴水もあったりしてとってもいい雰囲気。 ちいさな会場ながら100人ほどがあつまり わきあいあいとした感じでコンサートがはじまって セミの声やコオロギの鳴き声と すこし現代風の、でもとってもやさしいピアノの調べが うまくとけあって、得も言われぬ感じでした。 とちゅう、彼のお友達のお医者さんが飛び入り! おもむろにピアノの中をのぞきこみ・・・ なんと手にしているのはちいさなオルゴール。 グランドピアノの中においてくるくる取っ手をまわすと とてもオルゴールだけの音とは思えないくらいのちからづよさ!! オルゴールとピアノという前代未聞の組み合わせに またまたうっとり。 彼のすごいなあと思うところは それぞれの曲をただ弾くだけではなく 観客と一体になってたのしむ、というか 観客を巻き込んでしまう そんな魅力があるの。 そして最後には彼の友達が本日誕生日、というので ハッピーバースディのクラシックアレンジ モーツアルト風、ベートーベン風、そしてエリックサティ風。 あまりにもうまくアレンジされていて みんな大拍手! とってもたのしく過ごした夜でした。 おうちに帰ったら、夜中の1時半でしたけど! 明日は職場の村でアフリカンのコンサートがあるので 行ってみようかなーと思っている次第。 夏の南仏は(というかフランス、あるいはヨーロッパは) 毎日がお祭り騒ぎ。 おかげで万年寝不足! でもせっかくの夏だもの、楽しまないとね! のワンクリックを! ↓ ↓ ↓
by miaousagi
| 2010-07-16 07:38
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