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2010年 09月 03日
さて、アルプス2日目は
バルセロネットから少しだけ北へ行ったところにある 山の上にある要塞へ連れていってあげるよ、といわれ 要塞かー、それもたのしそうねー などと思っていると 着いてみてびっくり! なんと第二次世界大戦時に使用されていた要塞でしたー バルセロネットは イタリア国境まで三十数キロという地点にあるので まわりには、戦時中の遺跡がけっこうのこっているの。 日本という島国で育った身としては やっぱりこの国が地続きであるということに どうしても慣れないのだけれど 国境の役目も果たしている アルプスの山のあちらこちらに こうして戦争のための軍の遺跡が のこっているのを目の当たりにすると わたしにとっては、教科書や映画のなかでしか見たことのない なんだか現実味のない戦争というものが 突然、リアルに、色味をおびて しかも目の前にある廃墟となった要塞が たった65年前までは 現役で使われてたってことに 違和感すら感じてしまうの。 65年、長いようで短い時間。 例えばこれが中世の要塞なら 実際につかわれていて 血なまぐさい歴史があったとしても 1000年かそれ以上の時間が まるでそれがおとぎ話であるかのような 気持ちにさせてくれるけれど 65年というのは 歴史をおとぎ話にするには あまりにも短すぎるじかんで たとえわたしが戦争を知らない子供たちであるにせよ たとえ実際体験していないがゆえに 現実味がなく、無知であるとしても 目の前にあるこの建築物が 戦争という狂気のためにつくられたものであるってことを なんだかうまく理解できませんでした。 そんなわけで、ひとり無邪気に建物のなかを駆け巡るフランス人をよこめに しばし戦争というものについて思いをはせてみたけれど うまく考えがまとまらず しかたなく、山のスケッチなどをして フランス人が帰ってくるのをまっていたのだけれど。 それにしても、あれかしら? 男の人ってやっぱり戦争ものとか 要塞とか戦車とか、好きなものなかしらねー? だって 「ちょっとこっちのほう、地下に潜れそうだからいってみるよ!」 だとか 「このトンネル、どこに続くのかなー 懐中電灯あったよね?ちょっと見てくる!」 とか、ひととおり見たあとで 「もういっかい一周してくる!見逃したところあるかもしれないし!!」 と子供のようにきらきらしたまなざしで言ってたもの。 そして帰ってきたときには手になにか鉄のかけら・・・ って銃弾ですか!! ラテン男子はいろんな意味で草食にはなれない気がするわ。 (ラテン男子、とにかくあたって砕けてみる) 要塞のあとはこころおだやかにピクニックということにして 森のなかにいい感じの場所もみつけ 携帯ガスコンロで 持参した冷凍野菜をあたため、 オイルサーディーンをほうりこみ ショートパスタもいれて ぜーんぶいっしょにぐつぐつ・・・ 十数分後にはとーってもおいしいお昼ごはんのできあがり! 自然のなかでたべるごはんって どうしてこんなにおいしいのかしらねー? お昼ごはんのあとはそのあたりをふらふらお散歩。 フランボワーズ(木いちご)やフレーズ・ドゥ・ボワ(野いちご?)が そこらじゅうになっていて つまみぐい天国でした 次回に続く・・・ ってつまみぐいでおわりなの? 今日はまじめな話だと思ったのに やっぱり食い気なのね! のワンクリック! ↓ ↓ ↓
by miaousagi
| 2010-09-03 04:47
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