カテゴリ
以前の記事
2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 最新のトラックバック
ブログパーツ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2010年 09月 11日
天高く、馬肥える秋。
とはよく言ったもので 最近いつもにもまして 食欲が旺盛で、どうしたものでしょう? それにしても、夏っぽい夏もこないまま 南仏、秋に突入の模様です。 空はきもちよく青く 空気は澄み 濃いみどり色だった木々は すこしづつあせたみどり色になって 秋の味覚が市場にならび始める。 そして観光客が減る! プロヴァンスの観光トップシーズンは いうまでもなく、夏。 学校が2ヶ月の夏休みになる7月8月は 北から南への民族大移動。 他のヨーロッパ諸国も例にもれず 7月8月に長期休暇をとる人たちが過半数。 いつもはしずかなリュベロン地方も このときばかりは大渋滞。 要領の悪い他府県、外国ナンバーの車にはさまれ イライラする地元民たち 仕事に来たらきたで 駐車場はいっぱいだし カフェにはひとりぶんのすきまものこってなくて ほっとひと息つく間も、場所もない。 やっとそんな怒濤の日々が去り まだまだ観光客はいると言っても 落ち着きをとり戻した我が村。 仕事のあとのひとりカフェだって こころおきなく。 (あれですよ、まわりはみんなファミリーやカップルたちで アペリテリフや夕食のところに ひとりカフェはなんとなくゆううつなの!) ところで、観光客と地元南仏人を見分けるコツ (知っていたところでなんの役にも立たないが) その1、服装。 観光客たちは曇ってたって、肌寒くたって いたって軽装です。 ノースリーブ(あるいはキャミソール)にショートパンツ、 あるいは露出度の高いサマードレス。 あるいは9月だというのに、まだまだ上下白のコットン。 忘れてはいけない帽子、パナマ帽率高し。 そしてスニーカー率もとっても高い。 対して地元民は 少しでも太陽が隠れるともう長袖。 朝晩はかるくはおりものも忘れず 首にはスカーフ。 もちろんミニスカートやショートパンツの出番は来年までなく そろそろブーツでも、ないきおい。 あれですね、北国の人々は寒さに強いんですのね! その2、飲み物。 観光客のアペリティフのテーブルにのっている飲み物で いちばん多いと思われるのが、ロゼワイン。 プロヴァンス地方はフランスでも指折りのロゼの生産地で 夏の南仏ではきりっと冷やしたロゼワイン、 というのはあながち嘘ではないけれど なんとなくスノッブな雰囲気がかもしだされるので 地元民はやっぱりパスティス愛飲家がおおい。 その3、あいさつ。 これはお店で働いているがゆえに言えることだけれど フランス人は、とくに南仏人たちは、礼儀正しい。 というか、愛想がいい。 フランスではお店に入るときに あいさつをしないといやがられる、 というのはよく日本の雑誌なんかにも書いてあるけれど これね、日本人だけがそう思われているわけではないのです。 言葉の問題もあるのだろうけど あいさつをしない外国人、多!! あれですか、フランス以外の欧米諸国では フランスほどはお店であいさつってしないのかしら? お店に入るときに 「ぼんじゅー」 お店を出るときに 「おるぼわー」 そうすると店員さんはとっても感じよく 「ぼんじゅー、まだーむ」 かえり際には、たとえ何も買わなくっても 「おるぼわー、ぼんぬ・じょるね!」(さようなら、よい一日を!) と言ってくれるのです。 はなしがそれましたが、 とにかくそんな観光客たちも 数少なくなり 朝からいらいら運転しなくて済みそうです。 やっぱりあいさつは大事よね、のワンクリック! ↓ ↓ ↓
by miaousagi
| 2010-09-11 07:56
| 日々のこと
|
ファン申請 |
||