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2011年 01月 31日
新年のご挨拶もしていないのに
もう1月も終わりって・・・。 大変おくればせながら・・・ あけましておめでとうございます。 本年もたまにしか更新しない、ゆるゆるブログ 「南仏、今日も晴れ。」 を、どうぞごひいきに。 それにしても南仏、寒いです。 普通にマイナス5度とか言ってます。 たまにミストラルもやってきて、まったくもって外に出る気がしないけれど 仕事があるのでそうも言っていられず はやく冬が終わってほしいと、 切実に願っている今日このごろ。 所用があって先週はパリにいたのだけれど なぜだか、パリの方があたたかくてびっくり。 まあ、あたたかいって言っても おひさまは一度もお姿をみせてはくれなかったけれど! パリでは先週、雑貨・インテリアの巨大見本市 「メゾン・エ・オブジェ(Maison et Objet)」をやっていて 実はそこに行ってました。 会場はシャルル・ド・ゴール空港に近いビルパント(Villepinte)というところ。 とにかく広い会場は8ホールに分かれていて エスニックホール、テキスタイルホール、テーブルウェアホール、 フレンチな雑貨のホール、リュクスなブランドを集めたホール・・・と 一日ではとてもとてもすべて見られる量じゃなく 私は三日間いたのだけれど、それでも行けなかったところがあったくらい! それにしても、どうして見本市なんかに・・・? もちろん仕事で行ったのだけれど 今働いている雑貨屋さんのためではなくて 実は私、4月にじぶんのブティックをオープンすることになったの 場所はおなじみルールマラン。 村の中心にあるちいさなお店を いろいろな偶然とチャンスがかさなって購入することになり なんだか夢見心地の今日このごろ。 小さなお店はもとはワインの貯蔵庫(カーヴ)だった 1600年代に建てられたふるーいおうち。 村の他のおうちとおなじように この地方で採られたやさしい乳白色の石でできていて 今はストックルームとして使っている一番奥の小部屋は 天井にあけられた穴から 収穫されたぶどうを投げ入れて そこで足でぶどうを踏んで果汁をとりだし ぶどう酒をつくっていたという、歴史もあったりで なんだかそれだけでわくわくしてしまう。 もちろん雑貨屋さんをオープンするつもりで 毎日、寝ても覚めてもそのことばかり考えています お店をオープンするにあたっては もれなくフランスのややこしい書類仕事を突破する必要があって 日々、くじけてしまいそうですけれど! でも、これがフランスの良いところでもあるのだけれど この国では若い起業家を支援するシステムがけっこう整っていて たとえば私みたいに今まで働いていた人が お店を始めよう! とか 会社を設立しよう! とかそんな場合、 日本でいうところの、職業安定所がいろいろ援助をしてくれて たとえば、11000ユーロまでの貸し付けを無利子で3年間してくれたり (銀行でまったくお金を借りない場合は6000ユーロまで) お店を初めてはじめの一年間は 年金や健康保険などの社会保障を3分の2負担してくれたり。 でもじゃあこれらの援助が自動的に受けられるかというと そういうわけではもちろんなく 非常に積極的に西へ東へ走り回って 情報収集をしないといけないのだけれど とにかく、そんなに頭金のない一個人が 起業しやすい国であることには、変わりないように思えるの。 裏をかえしてみると そんな風に一個人がどんどんじぶんの店や会社を持つ背景には フランスの就職難と失業率の高さが関係しているように思えます。 私のまわりでもいわゆる会社勤めのひとは少なく じぶんでお店をやっていたり 小さいながらも個人会社を経営していたり 中には夏場にイベントのDJをやって 冬場はおやすみ、ってひとや 仕事がないからって、20代後半になっても職業学生の人も。 それにたとえ会社勤めでも、 すばらしくお給料がいいわけでもなければ いつ会社が倒産するかもわからない。 そんなあやうい雇われ生活をするくらいなら、 そしてなるようになるさ気質のラテン人的要素が加わり ええい!会社をつくってしまえー となるようなのです。 でも少なくとも、こうしてチャンスがあるのは素晴らしいことで しかもそれはフランス人に限られたことではなく 外国人である私でも同じチャンス、同じ援助があるの。 そんなわけでお店のオープン予定は4月1日、 だけれども、うそじゃありません。 すべての書類ごとがとどこおりなく きちんとスムースに進めば、の条件付きですけれど! 2011年は変化の年になりそうね、 のワンクリックを! ↓ ↓ ↓
by miaousagi
| 2011-01-31 07:19
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