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2009年 07月 20日
今日は、だいすきな山
サント・ヴィクトワール山(Sainte Victoire)について。 この山ね、Aix-en-Provenceから10kmぐらいのところにあります。 ガイドブックなどには 「画家セザンヌの愛した山」 などと書かれていることがほとんど たしかに 山って時間やお天気によって こんなにドラマチックに変わるものなの? と思わずにはいられない 我が村からAixに行く際にもかならず見えるのだけれど 朝と夕方じゃまったくちがう色だし 真昼のまっしろにかがやく山もそりゃあきれい。 サント・ヴィクトワールはプロヴァンス独特の石灰質の山なので 石も、地面もまっしろ。 ハイキングをしたら靴が白くなるくらい。 ダム湖から山に向かっていくとこんなかんじで遠くに山が あんなに遠くなの! って来るたびにおもうけれど トコトコ歩いているうちに気がつけば山の中。 はじめのうちは背のたかい木がおいしげる森なんだけれど 標高があがるにつれどんどん木が低くなってね 足元はローズマリーやタイムなどのプロヴァンスハーブで おおいつくされるようになってきて その中を勇敢に歩いていくと 風にのってハーブのいいにおい がんばってひたすらのぼること3時間 頂上の”プロヴァンスの十字架”は標高945m 頂上から見下ろすと山ろくのダム湖(Bge de Bimont)や 頂上すぐしたにある礼拝堂がみえるの。 お天気のいい日はプロヴァンス一望! のこの山、 7月8月は山火事の危険があるので閉鎖されるけれど Aixからも近く、気軽にのぼれる もちろん! 「気軽にのぼったんじゃあ山登りとはいえないよ」 という人たちには ダム湖からではなくちがう登山道もあって もっと険しく荒々しい自然を満喫することもできる あるいは 「日帰りなんていやだ!」 という人たち(うちのフランス人やその仲間たち)といっしょだと こんなあやしい いや、明らかに山のほう、降ってますよね? なんて中をおおきなバックパックを背負い (食料・飲料(ワインボトル含)寝袋etcがはいっている) 仕事が終わった金曜日の夕方から 「さあ!いざ!」 みたいなことにももちろん対応。 山には私の知る限り、3ヶ所の山小屋(Refuge)があってね かぎもなく、水道電気ももちろんないのだけれど 屋根があるって大事なことよね! そのうえ写真の山小屋には暖炉もあって そのへんで木を調達してくると非常に快適に過ごせることうけあい! 山小屋はもちろん無料一般開放。 山歩き族たちのマナーはいたって良いらしく とても清潔でその上使わなかったキャンドルとかおいていってくれてたり。 とにかく、気軽でありながら奥深いサント・ヴィクトワール 山歩きのあとには晩年のピカソが住んでいた シャトー・ピカソのある村 ヴォーヴナルグ(Vauvenargues)のカフェでひと息つくもよし。 ちなみにシャトー・ピカソは個人所有なので見学は不可 家庭的なレストランもありいいかんじの村です。 それにしてもまたしても小学生の絵日記なみ 写真の多さの記事になっちゃったわ! こうなったらどさくさにまぎれて、最後にもう一枚! だってサント・ヴィクトワール、だいすきなの。 まっしろなサント・ヴィクトワールもいいけれど ピンク色っていうのもまたいいよね。 というわけで今日も応援よろしくね。 ↓ ↓ ↓
by miaousagi
| 2009-07-20 23:49
| 小さな村
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