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2009年 08月 19日
あっというまのコルシカ滞在もおわり
次の目的地イタリアへ! コルシカ島からイタリアへはフェリーにのってわたるの。 フェリーが出るのはコルシカ島北部のバスティアという街 夜11時半に出発して朝の7時に到着という 眠っているあいだに移動できるすてきなふね☆ 今回はちゃんとキャビンを予約しておいたので ベッドでねむれるのー うきうき。 ポルトヴェッキオからバスティアまでは150kmのみちのり 3時間あればよゆうでつくよねー でもいちおー4時間前にしゅっぱつ! とフランス人らしからぬすてきな考えで 6時半に出発したの・・・ ・・・・・に ポルトヴェッキオ市内、大渋滞ーー かんがえてみればそうよね、 6時半ってみんなビーチをあとにして スーパーですこし買い物でもして ホテルや別荘やキャンプ場にかえりましょー っていう時間帯よね。 しかもこのあたりの地理にあかるくない私たち 国道からはずれるわけにもいかず ひたすら徐行運転。 ここですでにフランス人じゃっかんごきげんナナメ そもそもフランス人全般に言えることだとおもうのだけれど 彼らって(彼女らも含む)ハンドルをもつととつぜん攻撃的になって いつもは紳士的な口ぶりで 「ジュ・テーム・・」 とかいっているのに あれよね、もうきたないことばのオンパレード! まわりにいる車ぜんぶ敵っ! みたいないきおいでののしるから! これをしずめる方法があれば だれかおしえてください。 ポルトヴェッキオ市内を抜けて 近隣のリゾート地もなんとか走りぬけ ひたすらイライラしながら くるまをぶっ飛ばすフランス人 ・・・時速130km超えてるんですけど・・・? そもそもここ、一般道よね? 彼の名誉のためにつけ加えると 時間をかんちがいしていたそうです それにしても寿命がちぢまる運転ぐあいだったわ! まったく。 そんなかいあって、乗船時間の1時間前に バスティアについた私たち、 港のちかくの広場のカフェで すこし休憩。 かんじのいいところでしたー。 カフェの店員さん(ムッシュー)もきびきびしていて 冗談とかいいながら 楽しそうにしごとしてるし すぐ近くで路上ミュージシャンが 演奏していたり。 しかも彼、とってもお上手! フェリーも快適でした キャビンにシャワーとトイレと洗面所がついていて とーってもきもちよく眠れたもの。 数時間後に船内放送で起こされるまでは!! フェリーは7時到着予定だったので 6時に目覚ましをセット。 まあ、ちょっぴり早起きだけれど 旅行だもの、それもありよね! なんておもっていたのに・・ 朝5時15分、 「ご乗船のみなさま、当フェリーは予定より 一時間早く到着いたします。 キャビンにお泊りのお客様は 5時45分までには退室されますよう、お願いいたします」 ・・・・・ 1時間はやく到着?? おそく、じゃなくて? 予定時間よりはやく到着とか こんなことフランス生活において はじめてのできごとだわ!! これってよろこぶべきなの?? ていうか、ねぼけまなこの私たち 30分しか時間がないの? きゃーーーっ あれよあれよというまに 気がついたらふねのそとでした。 でも早朝の空気って すがすがしっくていいものね。 高速道路にはひとっこひとりいないし このままフィレンツェまで、快適なドライブ。 8時前に着いちゃいました。 駐車場にくるまをとめて フィレンツェ観光 フランス人にとってははじめての 私にとっては2度目の街。 フィレンツェといえば・・・ ドゥオーモよね!! はじめてみたときも ことばを失うくらいの存在感だったけれど なんていうか路地を抜けたとたん 目の前にどどんっと立ちはだかる この大聖堂のものをいわせぬ圧倒感、 やっぱりことばを失いました。 ドゥオーモのほうにはすでに長ーい行列ができていたので ジョットの鐘楼にのぼろうか、ということに ドゥオーモのクーポラ(天蓋)がこんなに間近に!! とってもベタな観光スポットだけれど 上からみるフィレンツェは赤レンガの屋根一色で いたるところに教会や塔が建っていて お天気がよければずいぶん遠くまで見わたせるの それにドゥオーモ側とちがい、 鐘楼は最上部へ行くまでに何ヶ所もテラスがあって いろいろな高さからのフィレンツェがたのしめる! おすすめです。 さんざん上のほうから街をながめたあとは 下界におりてゆるゆるお散歩。 うちのフランス人は残念ながら 「美術品」というものにあまり興味がなくってね つまり、美術館もあちらこちらにある価値ある教会も 彼にとってはあまり魅力的ではないようで 今回は、ふだん着の街を歩くことに徹しました。 ・・・って、ふだん着すぎ? お昼には路地にひっそりある かんじのいいトラットリアも発見! 安くてボリュームたっぷりで大満足 そして午後からはトスカーナの田舎をドライブ! 個人的に、プロヴァンスに似ているのかしら? とかおもっていたけれど ぜんぜんちがうのねー プロヴァンスはどちらかというと山がちなのに対して トスカーナってもうどこまでも丘!なのね。 それに有名なキャンティワインのぶどう畑!! うーっとりする景色がどこまでもつづいて ちょっとトスカーナに移住したいな なんておもってしまったほど。 そのあとはシエナへ。 シエナはフィレンツェと並ぶトスカーナの古都。 どこをとっても絵になる街! この日はぶどう畑にかこまれたキャンプ。 COOP(イタリアにもコープがあるのね!)で買った キャンティを飲みながら夕ごはんを食べて、 次の日はさらに南、ウンブリア地方のアッシジへと向かいます! アッシジにはとっても見たいフレスコ画があるの・・ それにしてもイタリアって、 見どころが多すぎよね! のワンクリックを。 ↓ ↓ ↓
by miaousagi
| 2009-08-19 21:36
| 旅行
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