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2011年 03月 14日
まずはじめに、今回の地震と津波で家族や知人をうしなってしまった人々に
心よりおくやみ申しあげます。 そして一瞬にして住む場所をうしなってしまったたくさんのひとびと 水や食べ物や十分な暖房器具さえない避難生活を余儀なくされているひとびとに わたしは直接手を差しのべる事はできないけれど ただいえるのは「がんばってください」ということ。 地震が起こったその日から たくさんのフランス人の友人、知人から電話やメールをもらいました 「家族は大丈夫? 日本で起こった大災害にほんとうに心をいためています なにかできる事があればおしえてください」 被災されたひとたちと直接の面識はないかもしれませんが 世界中が日本のことを思っています。 たとえ祈ることしかできなくても。 だからどうかがんばって、こころをつよくもってください。 わたしたちは忍耐強く、がんばりやさんの日本人なのですから。 私も遠くはなれてはいるけれど 私のできることを すこしずつ、やっていきたいと思っています。 これ以上犠牲者が増えませんように、 これ以上かなしい思いをする人が増えませんように・・・。 一日もはやく、うつくしい日本がもどってきますようにの いのりをこめて・・・。 #
by miaousagi
| 2011-03-14 10:17
2011年 01月 31日
新年のご挨拶もしていないのに
もう1月も終わりって・・・。 大変おくればせながら・・・ あけましておめでとうございます。 本年もたまにしか更新しない、ゆるゆるブログ 「南仏、今日も晴れ。」 を、どうぞごひいきに。 それにしても南仏、寒いです。 普通にマイナス5度とか言ってます。 たまにミストラルもやってきて、まったくもって外に出る気がしないけれど 仕事があるのでそうも言っていられず はやく冬が終わってほしいと、 切実に願っている今日このごろ。 所用があって先週はパリにいたのだけれど なぜだか、パリの方があたたかくてびっくり。 まあ、あたたかいって言っても おひさまは一度もお姿をみせてはくれなかったけれど! パリでは先週、雑貨・インテリアの巨大見本市 「メゾン・エ・オブジェ(Maison et Objet)」をやっていて 実はそこに行ってました。 会場はシャルル・ド・ゴール空港に近いビルパント(Villepinte)というところ。 とにかく広い会場は8ホールに分かれていて エスニックホール、テキスタイルホール、テーブルウェアホール、 フレンチな雑貨のホール、リュクスなブランドを集めたホール・・・と 一日ではとてもとてもすべて見られる量じゃなく 私は三日間いたのだけれど、それでも行けなかったところがあったくらい! それにしても、どうして見本市なんかに・・・? もちろん仕事で行ったのだけれど 今働いている雑貨屋さんのためではなくて 実は私、4月にじぶんのブティックをオープンすることになったの 場所はおなじみルールマラン。 村の中心にあるちいさなお店を いろいろな偶然とチャンスがかさなって購入することになり なんだか夢見心地の今日このごろ。 小さなお店はもとはワインの貯蔵庫(カーヴ)だった 1600年代に建てられたふるーいおうち。 村の他のおうちとおなじように この地方で採られたやさしい乳白色の石でできていて 今はストックルームとして使っている一番奥の小部屋は 天井にあけられた穴から 収穫されたぶどうを投げ入れて そこで足でぶどうを踏んで果汁をとりだし ぶどう酒をつくっていたという、歴史もあったりで なんだかそれだけでわくわくしてしまう。 もちろん雑貨屋さんをオープンするつもりで 毎日、寝ても覚めてもそのことばかり考えています お店をオープンするにあたっては もれなくフランスのややこしい書類仕事を突破する必要があって 日々、くじけてしまいそうですけれど! でも、これがフランスの良いところでもあるのだけれど この国では若い起業家を支援するシステムがけっこう整っていて たとえば私みたいに今まで働いていた人が お店を始めよう! とか 会社を設立しよう! とかそんな場合、 日本でいうところの、職業安定所がいろいろ援助をしてくれて たとえば、11000ユーロまでの貸し付けを無利子で3年間してくれたり (銀行でまったくお金を借りない場合は6000ユーロまで) お店を初めてはじめの一年間は 年金や健康保険などの社会保障を3分の2負担してくれたり。 でもじゃあこれらの援助が自動的に受けられるかというと そういうわけではもちろんなく 非常に積極的に西へ東へ走り回って 情報収集をしないといけないのだけれど とにかく、そんなに頭金のない一個人が 起業しやすい国であることには、変わりないように思えるの。 裏をかえしてみると そんな風に一個人がどんどんじぶんの店や会社を持つ背景には フランスの就職難と失業率の高さが関係しているように思えます。 私のまわりでもいわゆる会社勤めのひとは少なく じぶんでお店をやっていたり 小さいながらも個人会社を経営していたり 中には夏場にイベントのDJをやって 冬場はおやすみ、ってひとや 仕事がないからって、20代後半になっても職業学生の人も。 それにたとえ会社勤めでも、 すばらしくお給料がいいわけでもなければ いつ会社が倒産するかもわからない。 そんなあやうい雇われ生活をするくらいなら、 そしてなるようになるさ気質のラテン人的要素が加わり ええい!会社をつくってしまえー となるようなのです。 でも少なくとも、こうしてチャンスがあるのは素晴らしいことで しかもそれはフランス人に限られたことではなく 外国人である私でも同じチャンス、同じ援助があるの。 そんなわけでお店のオープン予定は4月1日、 だけれども、うそじゃありません。 すべての書類ごとがとどこおりなく きちんとスムースに進めば、の条件付きですけれど! 2011年は変化の年になりそうね、 のワンクリックを! ↓ ↓ ↓ #
by miaousagi
| 2011-01-31 07:19
| 日々のこと
2010年 12月 10日
11月はずーっと寒くって震えていたのに
12月に入ったとたん 気持ち悪いくらいあたたかくて なんじゃこりゃ?って思っていたら 今日、ミストラルさまがこられて いっきに冬に逆戻りしました、 最低気温はマイナス5度だそうです。 今日は所用があってアヴィニヨンの近くまで行ってきたのですが アヴィニヨンってすごいびゅんびゅん風が吹くことで有名で 今日も車ごと飛ばされそうな気配でした。 さて、すっかりノエルモード一色の 南仏プロヴァンスですが まだひとつもプレゼントを買えていない私は だいぶ出遅れているかんじです。 最近の友人知人との会話と言えば 「ヴァカンスはどうするの?」 「南の島に行ってこようかなーと思って!」 「私はスキー三昧!」 みたいな感じで ノエルの前も後ろも 年末年始も サービス業ゆえ休みがない身には なんだか取り残された感じです。 私たちのヴァカンスは 24日夜、家族と食事 25日昼、家族と食事 25日夜、友達とクリスマスパーティー 26日から31日は仕事で 31日の夜はまたまた友達と大晦日! ふたりでゆっくり・・・とかないのね? まあいいけどね。 そうそう、このあいだ ひょんなことからみつけた マルセイユにあるアジア食材屋さんに行ってきました。 その名も「イーパー・アジアティック(hyper asiatique)」 パリストアという大型アジア食材のチェーン店だそうです。 おもに中華の食材なんだけれど 和食を作るのに必要なものもけっこうそろって その上お値段がだーいぶ安くっておどろき!! フランスでは和食がとーっても人気らしく お醤油なんかもけっこう簡単に手に入るのだけれど キッコーマン、みたいな日本のマークのものは やっぱりけっこう高くって 私はいつもエクスのアジア食品店で 1リットル9ユーロ近くだして買っていたのに このスーパーではなんと4.9ユーロ!!! あまりの安さ加減に心底驚いてしまいました。 さすがマルセイユ、庶民の街。 その他には、なかなか手に入らないアジアの野菜 オクラとかもやしとかチンゲンサイとか ニホントウフって名前の怪しげなお豆腐とか (ふつーにおいしかったです) 餃子の皮、とか 生うどんとか 「日の出米」という名の日本の品種のお米を イタリアでつくっているやつとか そんなものを次々かごに放りこみました。 あ、あとうちのフランス人が見つけた瞬間 陳列棚の前から動かなかった イワタニガスコンロ、とか。 ほら、ホットプレートとかといっしょで 日本の家庭には一家に一台。 フランスでは料理をしながらテーブルにつくって あんまりない気がするのね、 あ、ラクレットとかチーズフォンデュとか チーズ系のものはさすがにテーブルでするのかな でもラクレットもフォンデュもそれぞれそれ用の機械(?)だし イワタニのガスコンロみたいに それさえあれば何でもできちゃう!って訳ではないものね。 しゃぶしゃぶとか すき焼きとか すっごくしたかったの。 その日の夜は迷うことなく鍋に決定! うちのフランス人は アサヒスーパードライをごきげんでごくごく飲んでました。 やっぱり和食はいいなぁー あれよね、オイルの使用量がぜんぜんちがうし なんといってもお野菜いっぱい。 ノエルのフランス料理攻めの前に 毎日和食を食べて 胃を元気にしておこうっと! マルセイユ近郊にお住まいの方は是非! PARIS STORE (Hyper Asiatique) 61,BD. de Prombieres 13003 Marseille Tel: 04 96 16 08 88 営業時間は9:30-19:30 (昼休み13:00-14:30) 大きな駐車場もあります。 和食LOVEの同意クリック! ↓ ↓ ↓ #
by miaousagi
| 2010-12-10 05:17
2010年 10月 20日
国民的スポーツ、ストライキが
大変盛り上がっているフランスから、こんにちは。 (ブログはべつにストライキしていたわけじゃないんです 放置していてごめんなさい・・) 今回のストライキ、すごいらしいです。 らしいです、っていうのは 実は我が家はテレビがないので (あっても見ないので処分) そしてびみょうにラジオも受信できないので (インターネットで聞きなよ、とも思うけれど そこまで執着していないというか・・・) あんまり実情を把握していないのだけれど でもそれなりに村の一件しかないガソリンスタンドが ガソリン不足で閉鎖していたり 近くの街のガソリンスタンドに 40台くらいの給油の列ができたりしているのを見て 「まあ!うわさはほんとうだったのね!」 みたいな。 そんなわけで、昨晩友人宅に出かけた際 「ストライキ、すごいらしいね」 的な話題をだすと ひとり市役所で働いている公務員のフランス女子がいて 「みんなもっとマニフェスタション(抗議運動)するべきよ!!」 って熱く語っていました。 ねえ、どうなんでしょうね? わたし個人的には、ストライキってほどほどならいいけれど 社会が麻痺するほどするべきじゃないと思うの。 そもそも、ストライキって社会を麻痺させることが目的ではなく そういう提案(おどし?)をして 話し合いの場を持つこと、でしょう? それなのにけっきょく公共交通機関が麻痺したり 学校がしまったり、ガソリンスタンドが閉鎖したり その余波で仕事に行けない人がたくさんいたり ごみが街にあふれたり、郵便物が届かなかったり みんなおうちにひきこもってしまって たとえば週末でも行楽地が閑散としていたり なんていうか経済的にもいいことなんて何もないと思うのよねー 本末転倒っていうか。 しかも問題は 本来の「人々が立ち上がって、政治を変える!」 的な信念を持った人はとっても少数で その他多数はほんとうにスポーツみたいな感覚だと思うの。 「ストライキ、自由、平等のフランスの信念! なんたって市民が立ち上がってフランス革命をして 自由を、民主主義を、手に入れた国民だもの!」 (フランス人、とーっても自分に酔いやすい。) わかるけれど、言ってることはよーくわかるけれど でもね、本音を言うと7月8月と超がつくほど長いヴァカンスをとって まったく社会が機能していなかったんだから 9月に入ってすぐにまたストライキ、 そのあと何週間かは平穏な日々が続いたけれど 10月に入ってまたこの長期ストライキ(無期限らしいです)、 権利は認めるけれど フランス人、義務と言う言葉はいったいどこへ・・・? 「ちょっとはまじめに働きなさいよーーーーー!!!」(←心の声) そんなわけで、本日休日のわたしも 外出はせずに、おうちでゆっくりしようかな。 ちなみに本日で石油の給油所のストライキは八日目 全国のガソリンスタンドの三分の一が閉鎖した模様です。 何やらパリ郊外ではまだガソリンがある給油所に 1kmを超える車の列ができているとかいないとか・・・。 ストライキ、早くおわるといいねのワンクリック! ↓ ↓ ↓ ねこでもみて、心をおちつかせないと! #
by miaousagi
| 2010-10-20 21:29
2010年 09月 11日
天高く、馬肥える秋。
とはよく言ったもので 最近いつもにもまして 食欲が旺盛で、どうしたものでしょう? それにしても、夏っぽい夏もこないまま 南仏、秋に突入の模様です。 空はきもちよく青く 空気は澄み 濃いみどり色だった木々は すこしづつあせたみどり色になって 秋の味覚が市場にならび始める。 そして観光客が減る! プロヴァンスの観光トップシーズンは いうまでもなく、夏。 学校が2ヶ月の夏休みになる7月8月は 北から南への民族大移動。 他のヨーロッパ諸国も例にもれず 7月8月に長期休暇をとる人たちが過半数。 いつもはしずかなリュベロン地方も このときばかりは大渋滞。 要領の悪い他府県、外国ナンバーの車にはさまれ イライラする地元民たち 仕事に来たらきたで 駐車場はいっぱいだし カフェにはひとりぶんのすきまものこってなくて ほっとひと息つく間も、場所もない。 やっとそんな怒濤の日々が去り まだまだ観光客はいると言っても 落ち着きをとり戻した我が村。 仕事のあとのひとりカフェだって こころおきなく。 (あれですよ、まわりはみんなファミリーやカップルたちで アペリテリフや夕食のところに ひとりカフェはなんとなくゆううつなの!) ところで、観光客と地元南仏人を見分けるコツ (知っていたところでなんの役にも立たないが) その1、服装。 観光客たちは曇ってたって、肌寒くたって いたって軽装です。 ノースリーブ(あるいはキャミソール)にショートパンツ、 あるいは露出度の高いサマードレス。 あるいは9月だというのに、まだまだ上下白のコットン。 忘れてはいけない帽子、パナマ帽率高し。 そしてスニーカー率もとっても高い。 対して地元民は 少しでも太陽が隠れるともう長袖。 朝晩はかるくはおりものも忘れず 首にはスカーフ。 もちろんミニスカートやショートパンツの出番は来年までなく そろそろブーツでも、ないきおい。 あれですね、北国の人々は寒さに強いんですのね! その2、飲み物。 観光客のアペリティフのテーブルにのっている飲み物で いちばん多いと思われるのが、ロゼワイン。 プロヴァンス地方はフランスでも指折りのロゼの生産地で 夏の南仏ではきりっと冷やしたロゼワイン、 というのはあながち嘘ではないけれど なんとなくスノッブな雰囲気がかもしだされるので 地元民はやっぱりパスティス愛飲家がおおい。 その3、あいさつ。 これはお店で働いているがゆえに言えることだけれど フランス人は、とくに南仏人たちは、礼儀正しい。 というか、愛想がいい。 フランスではお店に入るときに あいさつをしないといやがられる、 というのはよく日本の雑誌なんかにも書いてあるけれど これね、日本人だけがそう思われているわけではないのです。 言葉の問題もあるのだろうけど あいさつをしない外国人、多!! あれですか、フランス以外の欧米諸国では フランスほどはお店であいさつってしないのかしら? お店に入るときに 「ぼんじゅー」 お店を出るときに 「おるぼわー」 そうすると店員さんはとっても感じよく 「ぼんじゅー、まだーむ」 かえり際には、たとえ何も買わなくっても 「おるぼわー、ぼんぬ・じょるね!」(さようなら、よい一日を!) と言ってくれるのです。 はなしがそれましたが、 とにかくそんな観光客たちも 数少なくなり 朝からいらいら運転しなくて済みそうです。 やっぱりあいさつは大事よね、のワンクリック! ↓ ↓ ↓ #
by miaousagi
| 2010-09-11 07:56
| 日々のこと
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